(H11/11/04) Cレヴォ 参加した皆様、お疲れさまでした(^^)/ 眉毛屋に遊びに来ていただいた皆様、ありがとうございました(^^)/ てな訳で、初の同人誌「刻印〜寵愛〜」を出してしまいました(^^ 表紙がツルツルだ〜♪積み重ねると崩れる〜♪なんて感じではしゃいでました(^^;←初々しい(笑) ひとまず、裁断されたら、思ったより漫画っぽく見えるようになったのが幸い(^^; 何だかんだで、「初めての割に」って前置きがあれば、かなり良い物が出来たと自分では思っています(^^; 「初めての割に」に甘えられない次回が問題ですが(^^; パソコンでの処理、印刷所での製本はかなり満足してるので……後はネームとかデッサンとかコマ割りとか構図とか……ありゃ?そうか、大きな問題はあたしなのか(苦笑 ちょっと失敗だと思ったのが、表紙をモノクロにした事。 人目を引く表紙だけ慣れているカラーにして、中身がほとんど初挑戦って言う白黒じゃ詐欺っぽいから……って理由で、今回はあえてモノクロにしました。 CG集の時も、表紙を描き下ろさないで、中から流用しているのは、その辺が理由です。 ですが……本の場合って中身確認してから選べるんですよね(^^; 買われた方のほとんどが中を確認されてました(^^; 次回はカラーにするかな……次回の場合は締め切りが早いって理由で、どうなるかわかりませんが(^^; 次回もひとまず同人誌の予定です……って言うか、既に修羅場に片足突っ込んでます(^^; 修羅場は辛いんですが、楽しさ絶頂なので(^^; 興味がある人だけに制作話 10/22の続きです。 印刷の結果は、網点処理を自分でやっておいて、モノクロ2階調化してある原稿でのデータ入稿だったので、全然心配していなかったのですが、出来上がってみれば、ウチのページプリンターより全然グラデーションが綺麗(^^ 特に気になっていたのが、P22一番上のコマのグラデーションなんですが、全然気にならないくらい綺麗(^^ まぁ、普及価格層のページプリンターだと、解像度を擬似的に上げてみせるために勝手に網点処理するので、グラデーションにムラが出たり、既に網点処理してあるデータを印字する場合に弱いって感じなのでしょう。 業務用の欲しいなぁとか思ってしまう(^^; それと、裁断位置が2mmずれると、余計な線が入ってしまうページがあって気になっていたのですが……全然OKと言うか、トンボ入りの原稿と比べたところ、60番台のトーンのドット1つ分もずれてない……と言うか、そこまで細かいズレ、調べる術がないって程のすごい精度でした(^^; たぶん、プラスマイナス0.1mmくらいの精度じゃないかと(^^; 印刷所はポプルスさんです。 カラーで個人的に高評価だったのですが、今回、点数付けるとしたら120点って感じでベタボメなので、感謝しつつ宣伝しておきましょう(^^ PhotoShop使っての白黒原稿の処理って、以前から色々研究していたので、今度CD-ROMで出す時にでもHowtoコーナー作ってみます。 ひとまず、文章で説明するとわかりづらいと思いますが、以下の手順です。 ひとまず、紙原稿でペン入れまで。 それをグレースケールでスキャンして、レイヤーの最下層に。 (実際は1200dpiでスキャンして線修正した後、600dpiに縮小して以下の作業へ) その上に「ベタ用のレイヤー」「スクリーントーン60番台用のレイヤー」「スクリーントーン40番台用のレイヤー」(要は○○番台でレイヤーを分ける)を各乗算モードで。 その上に「ホワイト用レイヤー」。 その上に描き文字や写植のレイヤなど。 ……って感じでレイヤーを分けて、グレースケールで編集していきます。 ひとまずはベタ塗り。 CGだと楽なところですね(^^; 特に説明はいらないと思いますので省力(^^; 次に網点処理、紙原稿で言うところのスクリーントーンですが、PhotoShopだと、グレースケールで塗っておいたレイヤーを新規画像に持って行って、「イメージ」→「モノクロ2階調」→「ハーフトーンスクリーン」です。 600dpiだったら、600pixsels/inch。 「線数」を60にすると、スクリーントーンで言うところの60番台。 10%の濃さで塗ってあるグレースケールの画像を処理すれば61番のスクリーントーンとなります。 「角度」45、「網点形状」は「円」でやってます。 ただ、割とちゃんとした円になってくれないです(;_; 50%だと、正方形になって、細かいチェックみたいになるんですが(;_; まぁ、Windows版のパワートーンも発売されたので、併用すれば大丈夫でしょうが(^^ PhotoShopの網点処理だったら、自由にグラデーションが作れるってメリットがあります。 手順としては、スクリーントーンの61番にしたい箇所は、「スクリーントーン60番台用のレイヤー」に濃度10%で塗っていきます。 塗り終わったら、白乗算で塗り潰して、レイヤーの透明な部分を無くします。 次に「範囲選択」→「全てを選択」で全範囲を選択して、「編集」→「コピー」でクリップボードにレイヤーをコピーします。(ショートカットだと「ctrl+A」「ctrl+C」) で「ファイル」→「新規」。 新規画像を開くと、画像の大きさがあらかじめ変なサイズに設定されていて気になった事ってありませんか? 実は(って裏技って訳じゃないけど)クリップボードに画像が入っている時は、その画像のサイズが表示されています。 だから、サイズ変更しないで開いて「編集」→「ペースト」。 で、網点処理して、再び全選択&コピー。 元の画像にペースト。 これで、ズレがなく元の画像に網点処理したレイヤーが作れます。 で、各「スクリーントーン○○番台用のレイヤー」を同様に処理。 で、統合。 「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」で、残っているグレースケールの部分を純白か純黒に割り振ります。 大体、線の太さに合わせて調整してます。 次に「イメージ」→「モノクロ2階調」→「誤差拡散法(ディザ)」で2階調画像に。 見た目は変化しませんが、ファイルサイズが小さくなるし(^^; で、お仕舞い。 後はCD-Rに焼いてポプルスさんに郵送〜って感じでした。 やっぱ、文字だとわかりづらいですね(^^; |