(2000/10/31) ゲームレビュー「EXPENDABLE」 評価:90点 機種:Windows98 メーカー:Rage games プレイ年:2000年 「EXPENDABLE LITE」だったのでお試し版かも。 Rage128に付属していたようで、海外ゲーってだけで毛嫌いして開封さえしてなかったのですが、試しにやってみたら面白かったって訳です(^^; G400にも属していたみたいなので、去年辺りにVIDEOボードを買った方はチェックしてみましょう。 見下ろし視点の3Dで、武器を持った男が走りまわりながら、銃器で大暴れ、血しぶき肉片飛びまくりって感じのシューティング。とってもアメリカン。 面クリア、点数を競うって感じ。向こうのアーケードゲームかな? 360度方向シューティング……エイリアンシンドロームを3D仕立てにした感じって言うと分かる人には分かるかも。 バイオハザード風の移動操作系で、左右で回転、上下で前後して360度自由に移動。 バイオハザードみたいに時たまシューティングならともかく、シューティング主体じゃ、この操作系は辛い(T-T……と、思ったら回転固定ボタンが付いてました。 適当に戦い易い場所を選んで、体の方向を調整したら固定ボタン。そうすると左右に動けるようになるので、敵を狙うのも避けるのも小回りが利くように。 慣れれば、動き易いです(^^ デフォルトで持っているレーザー銃のようなものは、威力は弱、射程は並、弾数は無限。 他に、エネルギーに限りのある武器を拾って、ボタンで切り替えで使えます。 誘導弾だったり、拡散したり。 さらに同じ武器を拾うと、エネルギー量が加算されて色々とパワーアップ。 射程と威力が反比例の関係にあってバランス良し。 それと、弾数は少ないけど、強力で広範囲に有効なボムを使って敵を倒していきます。日本的。 コンティニューはあるけど回数制限あり。 無限コンティニューだと、やる気なくすので良いかと。 X68000版コットンが回数制限ありのコンティニューで良い感じでした。 ゲーム的には日本の古典アーケード……それも、かなり「良い物」って感じです(^^ オープニングが見事。 オープニングは、宇宙船の中、主人公が機械の子宮みたいな所から誕生。 機械が主導権を握っているらしく、嫌がる主人公を電撃で誘導しながらコンベアに。 洗脳光線発射! 国旗。愛国心。軍人。軍靴。 おろおろしていた主人公が、希望に溢れた笑顔に。 勇敢な戦士に仕立て上げられた主人公は、戦場へ向かう飛行機に乗り込まされる。 向かいの席には、主人公と同じく勇敢な戦士に仕立て上げられたであろう男がニヤリと笑う。 戦場へ強制発射! ……って感じのオープニング。 もろにアメリカB級SFっぽい。 英語の台詞はなく、叫び声と効果音程度。 ブラックなユーモアを、動きと表情で表現していて、とにかく見事。 オープニングを見ただけでハマってしまいました(^^ もう一つ特筆すべきは、音楽、かっちょえ〜。 完成されているHR/HMって感じです。 日本のゲームでも珍しくないけど、日本のってドタバタしているんですよね……それも、また好きなんですが(x68000時代のZOOMとか、ALICE SOFTとか) 腕前の方はといいますと、やっと3面クリアーって所(;_; 3面の終盤で死にまくりです(T-T この手のゲーム、大好きなんだけど、ヘタの横好きって感じで(^^; VIDEOカードに知らぬ間に付いていたオマケなので、お得感でいっぱいですが、余所でハマってパッケージ版を買おうってなったらどうするかな……\4000くらいだったら買うかな(^^; 日本語のパッケージ版情報はコチラ→ぷちっとな どんな風に日本語化されているかわかりませんが、英語版でも特に困る事はなさそうです。 変にゲーム中に日本語が入ってくると、雰囲気悪くなるかも(^^; 更にweb検索していたら、ドリキャス版が出ている様です。 難易度設定やセーブ機能もあるらしいので、こっちの方が簡単かな(^^; 個人的には難しすぎるのに難易度調整できないのがマイナスポイント。 GeForce2MXのVGAサイズ最高画質でプレイしてますが、同様のクオリティーだったら95点つくかも>ドリキャス版 ドリキャス版の海外版を見付けたら買ってしまうかも(^^; 他には、各面のラストはボスキャラで締めくくってくれれば……ってのと、最近のゲームならネットワーク対応とかにして欲しかったって感じで、マイナスポイントです。 |