(2023/08/18)
★等身大ドール骨格
塩ビ管+VFFケーブル骨格は耐久性に難アリですぐにポーズを保持できなくなった。
次は塩ビ管+3Dプリンター関節に挑戦。
結果から言うと、ポーズの保持力はぬいぐるみドールなら大丈夫だろうという程度はあり。
だが、かなり丁寧に扱わないと簡単に折れてしまう強度orz
ポーズ保持力を求めてボルトを締めすぎると、関節を曲げたつもりがポキっと折れる。
適度な締め具合を見つけるまでに何個犠牲になったことかorz
まだ骨格のみなので、後々に寸法が気に食わなくなる事があるかもしれない。
そんな不完全な物ですが3Dデータ(f3d、stl)や諸元、使用部品をまとめておきます。
改良するなりしてご利用下さい。ダウンロードは → ★こちら★
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★塩ビ管の長さ
塩ビ管は呼び径16(外径22mm
内径16mm)。
★関節
まず各関節につきボルト(M5×30mm)1本◆、ワッシャー(W1/4)3つ◆、ナット2つ◆。
◆にモノタロウにリンクを。2体くらい作るつもりの数を考えて価格重視で選定。
ナットが緩まないようにするにはダブルナット。2個のナットを逆回転で押し付けるんだけど詳しいやり方は一度ぐぐってみるべき。
軸回転マークの場所は挿し込んだ3Dプリンター制作パーツと塩ビ管の摩擦を利用してトルクを稼ぐ方針。
きつかったら削る、緩かったらハンダ等でフィラメントを盛って調節。
塩ビ管にパーツを挿し込み、パーツの軸の凹みのところに引っかかるように短いネジ(M3x4mm)◆を通して抜けないようにする。
軸回転させない箇所はタッピングネジ(M3.5x16mm)で固定。・・・これは家にあったものを使いまわしていた。M3x12mmでいいかな。ちょっとモノタロウを探した感じ安いと思ったのはこれ◆。
ナットは8mm。スパナの1本はダイソーのでOK。もう1本はダブルナットの下用に薄めのが欲しいんだけど、どのメーカーがいいかはわからん。家にあったのが良い具合だった。ダイソーのもTRUSCO
TMS08も厚かった。
★3Dプリンター制作パーツ
首(上から):首上.stl、首下.stl、90度.stl、ヒンジ頑丈.stl
肩左(内側から):ヒンジ頑丈.stl、鎖骨.stl、ヒンジ大可動.stl
肩右(内側から):ヒンジ頑丈.stl、鎖骨.stl、ヒンジ大可動.stl(ミラー)
胸の塩ビ管3本連結:肩幅スペーサー.stl
x4個
肘(左右共通):ヒンジ頑丈.stl、肘.stl、ヒンジ頑丈.stl
手首左:手首VFFケーブルアダプタ.stl、手右.stl(ミラー)
手首右:手首VFFケーブルアダプタ.stl、手右.stl
腰(胸側から):ヒンジ頑丈.stl、90度.stl、腰.stl
骨盤:股関節.stl
x2個。市販のプラケース。詳細は後に
股関節(尻側から、左右共通):ヒンジ大可動.stl、90度.stl、ヒンジ頑丈.stl
膝(左右共通):ヒンジ頑丈.stl、ひざ.stl、ヒンジ頑丈.stl
足首(左右共通):ヒンジ大可動.stl、ヒンジ大可動.stl
足左:足右かかと.stl(ミラー)、足右先.stl(ミラー)、足右中.stl(ミラー)
足右:足右かかと.stl、足右先.stl、足右中.stl
(ミラー)と付いている所はスライサーで左右反転。
パーツの管理が面倒くさいので、細かい誤差は気にせずなるべくミラーを使わないようにしたけど、きっちりしたい人はお好みで左右反転を。
★骨盤
プラケース T105
Life
TRAY。ダイソーでもセリアでも売っていたので入手しやすいと思う。
プリングルスの缶がすっぽり入るサイズ。色々仕込めると思う。ドール固定スタンドだったり色々。色々w
3Dプリンターで作ったパーツでこのプラケースと塩ビ管を固定。
プラケースの内側からネジ押さえたり、穴の中のナットを締めないといけないから特殊なドライバー、レンチが必要になる。
使ったネジは以下だけど近所のホムセンで購入。モノタロウにはなかった
・大里
超極低頭小ねじ 鉄/メッキ M4×16mm 6本入 EO-712。
・大里 小ねじ トラス 鉄/ブロンズ M4×40mm 6本入
EO-408。
使用している3Dプリンターが10cm^3程度の小さな物しか作れないのでこのような面倒な構造に。
大きな3Dプリンターを使っているのならこの部分自体を設計し直すのを推奨。
★他
首:ペットボトルのキャップ or
M16ネジ(オス)でヘッドと接続する構造。自作だとヘッドにペットボトル仕込んで芯にすると作りやすいと思う。
胸の塩ビ管3本連結:肩幅の調整は「肩幅スペーサー.stl」を設計し直さないといけない。
腰と股関節が特に折れる(´・ω・`)
手首はVVFケーブル2本。指は1本。長さまだ決めてない。VVF1.6×2C
富士電線工業。ヤフオクやメルカリなんかで安く手に入るかも。
★3Dデータ
fusion360で制作。勉強しながら作った感じなのでツギハギだらけって感じ。
フィーチャ編集を考えて作るのじゃ。
無駄な可動域を頑丈さに回す猶予あり。一段落ついたら改良したいところ。
★3Dプリンター
ボルト通すパーツは充填度は100%で。なるべく速度と温度を上げる方が積層強度が上がるらしい。
ゆっくり丁寧の方が良さそうなイメージなんだけど、冷め切る前に次の層を積み重ねてくれたほうが熱着が強いという理屈らしい。
うちのプリンター(ENTINA
Tina
2S)ではサポート材なしOKだった。
★ヘッド
今後の課題だけど、お面の凹型を3Dプリンターで4分割出力。それから石粉粘土で型を作ろうと思う。自分の左右対称感覚を信じられないw
型からバキュームフォームでマスク制作。あとは体も含めて「宇佐羽えあ」のインナーマスクを使ったぬいドールと同様に。
お面の凹型作成のためにblender勉強中なんだけど、これが操作性が合わないツールで難航中orz
できたらHPネタにするのでお待ちを。できればボディの型紙なんかも。
暑くてクーラーの効いた部屋から出たくないでござる。と順調に遅延中orz
★おまけ
シェーなんと自立w
左も自立だったかな? 懐かしの先行者感w
中途半端な身長になるけど、もう少し足を長くしようか悩む所。
にゃん。
これは旧ボディ。奇跡の掘り出し物、チャイナ服105円!w
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