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(2026/03/09)
★続・LTO5導入記
容量(ちから)が欲しいか。
思っていたよりも動作確認から先に注意点があったので追加情報。
先にまとめると
使用環境:Windows10
フォーマット:LTFS(Enable lossless hardware data compressionはON)
書き込み:explorerが遅かったらFastCopy
読み込み:FastCopyが遅かったらexplorer。(他のソフトは未検討)
備考:まだ遅いようだったらWindows Defenderを疑う。一時停止したりLTOドライブを除外したりを試してみよう。

●LTOのススメ
HDD、SSD高騰に絶叫の昨今。目をつけたのがLTO(Linear Tape-Open)。テープにぎゅんぎゅんバックアップするサーバーのあれ(雑な説明)。
LTO5(1.5TB)のテープが
Amazon最安で5本11000円(1467円/TB)。
楽天の中古で10本16800円(1120円/TB)。
オクを駆使してジャンクガチャに勝てばドライブ・SASアダプタ・ケーブル、クリーニングカートリッジで12000円くらいかな。
賭けてみないか?w
エンタープライズ機器の信頼性。Readyランプ点灯の写真が掲載されていれば高確率で動作品を引けそうな気はするんだけど。

●ソフトウェア導入
ドライブは「HP BRSLA-0904-DC」。Windows10の環境。
AIとのやり取りをログ代わりにしていたんだけど間違って消してしまったorz
導入については他所を参考にしたりAI(Gemini)に聞きましょう。
「HPE_StoreOpen_Software_3.6.0_WINx64.exe」というファイルをDLしていた。
これで右クリックで「Format LTFS volume」「Eject LTFS volume」等が出てくるようになったんだと思う。
「hpe_ltt66_win.exe」というファイルをDLしていた。
「HPE Library and Tape Tools(L&TT)」というツールでドライブの健康状態を見られる。

●LTO運用
◇フォーマット
初心者向けっぽいのでLTFS(Linear Tape File System)で。
つーかtar(Tape Archive)の使い方知らんw
テープ入れてドライブ名を右クリックで「Format LTFS volume」が出てくる。
「Enable lossless hardware data compression」は動画中心だから不要なんだけど、無圧縮なら互換性が良くなるようなこともないみたいだしチェックしたままで。
実測:LTO5(1.5TB)のテープでフォーマット時間は1分20秒。
フォーマット後の容量は1.3TB。
天使の分け前多いな!と思わず突っ込む。
余裕を持って1.28TBで運用。
ギリギリまで詰め込みたかったら追加で押し込んで行けば良し。
HDDの購入時はまずは全域TEST、6TB HDDで9時間コース。これが必要なくなったのはでっかいメリット。

◇書き込み
最初、explorer(Windows標準のやつね)から普通にファイルをコピーしたら1.28TBで10時間とか表示されて焦る。
動作音も明らかにちょっと書いては巻き戻しての連続。表示も100〜0MB/sを行ったり来たりな感じ。
解決策は「FastCopy」を使ってコピーしましょう。
ほぼLTO専用機なのでバッファは贅沢に2GB。

書き込み実測@
HDD:HGST Ultrastar 7K6000 HUS726020AL4210 から。
2TB 7200rpm SAS 読み書き220MB/sくらい。書き込み用に用意したHDD。
Fastcopy表示の速度はピーク136MB/s。
ドライブの読み書きのカタログスペックは140MB/sだからほぼ限界。
実測:1.28TB書き込みに2時間53分50秒。122.7MB/s。
ただし、バックアップHDD→このHDDのファイルコピー(ベリファイ付き)に7時間。この運用は良くないorz

書き込み実測A
HDD:WD60EZAZ-RT
(6TB 5400rpm 読み書き200MB/sくらい)
9割くらい書き込んでいる状態でベンチ140MB/s。このHDD意外と速かったのね。
これがバックアップ用HDDなのだが、直接LTOに書き込みテスト。
FastCopy表示の速度は最高136MB/s。
実測:1.28TB書き込みに2時間56分35秒。120.8MB/s
書き込んでいるのは同ファイルじゃないし実測@から誤差程度。
そんな訳で書き込み用のHDDを用意する必要はなかったorz バックアップHDDから直接書き込みでいいや。
余談でこれは実は3テイク目。実測値を見たかったのにFastCopyが書き込み終了後に自動に閉じていたorz
終了後閉じたくない時は↓のチェックを外す。
FastCopyの「一般設定」→「シェル拡張」→「正常終了時にAuto Close」

◇書き込み後のEject
「Eject LTFS volume」を選ぶと↓のエラー
> Couldn't lock volume (error 0x5)
> The volume may be in use by an application
> Retry the operation? (Selecting 'Ignore' may cause data loss)
> [ 中止(A) ] [ 再試行(R) ] [ 無視(I) ]
これってどうするべき?
LockHunterを試しても
「No processes locking this file or folder have been found」
無視(I)選んで巻き戻しても今のところ問題は出てないんだけど・・・。
フォーマット後に一度排出しとくべきかな。次は試してみるか・・・5年後くらいになってそうだけどw

◇読み込み
LTOテープ→HDDに。
今度はFastCopyを使うと遅い。explorerで問題なさそうだった。
テープを入れてすぐの状態からテープ末端の1GBほどのデータを取りに行く。
全行程126秒。テープの位置合わせまで101秒。読み込み25秒。
単一ファイルを度々取りに行くみたいな使い方は実用的じゃないかな。
テープ丸ごと全ファイル取得は試してないけど、まぁそれはHDDがぶっ壊れた時の緊急処理。必要がないことを祈ろう。
たぶん大量読み込み時にはこのソフトがいいというのが出てくると思うんだけど未検討。

●総括
先にまとめた通りWindowsでの注意点。
書き込み:explorerが遅かったらFastCopy
読み込み:FastCopyが遅かったらexplorer。(他のソフトは未検討)
まだ変だったらWindows Defenderを疑え。止めたりLTOドライブを除外したりを試してみて。

停電や電源断の時どうなるのか調べてみたらヘッド保護にテープ保護までしてくれるみたい。さすがのエンタープライズ機器。UPS(無停電装置)を考えていたんだけどそこまではいいかな。使用頻度的によほど運が悪くなければそうはならんだろうと油断しておくことに。

容量単価だとLTO5(1.5GB)よりもLTO7(6TB)テープのオクやジャンクの掘り出し物の方が美味しい時がある。
テープカートリッジが大きいので置き場が1/4になるのは大きい。
HDDの6TBだと壊れた時のダメージが大きいけど、テープなら部分的な被害で済むだろうし。
ただテープの出品が少ないのとLTO7のドライブだとジャンクで10万円超える。
個人的には今すぐその容量(ちから)はいらんかな。10年後くらいの暴落に期待w

ファイル整理計画Phase1、テープ6本書き込み完了。
ミラーリングしてるHDDが壊れない限り、次に使うのは5年後くらいなんだよなぁ。
もっと書き込みたい。無駄に書き込み欲がうずくw

●雑記
これを書いている今、トランプがイランに凸した煽りで日経平均一時マイナス4000円超え、ドル158.7円超え、原油112ドル超えなんていう事態に。
円安でHDD・SSDますます高騰・・・となりそうだけどエネルギー問題でAIデータセンターにブレーキ、コンシューマー向けに生産量を割けるようになり価格を回復・・・なんて世界線も考えられる? どう転ぶかなぁ。
先週慌ててガソリン満タンにしてきたよ。


むかーし昔20年と数年前に1TB光ディスクの開発競争があったそうな。
数社が名乗り。ロードマップ公開。
かつてのCPU、1GHz到達争いを彷彿させる賑わいだったのだが、どこも市販化せずに全規格消滅・・・。
今でもぱっと思い出せるオプトウェアという名。
あの時どこかが市販化に踏み切っていれば、10年後くらいには格安なメディアとして普及していただろうにのぉ。
全固体電池EV市販は実現に至るか? 100%は信用できない俺がいる。

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